劇中で使われるアイテムは「トムとジェリー」のドタバタを盛り上げるのに非常に欠かせないものとなっている。なお、広義でアイテムの意味を捉えれば、トムの尻尾もアイテムに含めうるかもしれない。他のカートゥーンでも同様の用法で登場するものが多い。
大きなビーフ・ステーキ(しばしばスパイクが焼く。非常に巨大だが、焼き始めると、あっという間に縮んでしまう。また、よく取り合いになる。)
七面鳥の丸焼き(丸呑みしたり、投げたり、着たりする)
チーズ(穴が空いているためエメンタールチーズと推察できる。第2話で初登場)
ゼリー(非常に弾力性がある、カラフルで透明な食品)
パイ(パーティのパイはジェリーのパイ投げに使われる)
シャンパン(のコルク栓が弾丸に)
ばね式の鼠取り(大抵は餌としてチーズが乗っかっている。初登場は第3話)掛かるのはトムの尻尾。
蠅叩き(ジェリーを叩く道具)
西瓜
バナナ(劇中に登場する果物の中でも特に多く、皮で滑るギャグは頻繁に登場する)
バット
火掻き棒(ジェリーを叩く道具だが、ジェリーよりは柔らかい)
葉巻(ジェリーがトムに差し出し、トムはそれを勿体ぶって吸うが、大概の場合それは葉巻に偽装されたダイナマイトである)
フライパン(主にトムを引っ叩く道具だが、まれに調理に用いられる)
マッチ(主に足の指にはさんで火を放つ道具・ジェリーの家具の材料。擦るときはなぜか自分の尻で擦る)
蝋燭(ろうそく)
アイロン(第2話で初登場。盾に使われ、トムの頭を変形させる。ジェリーを潰そうとして失敗する場合が多い)
アイロン台(壁と一体型。トムがぶつかり、体が変形することも)
ブラジャー(ジェリーのパラシュート)
コルセット(トムが化けるためや、空を飛ぶのに利用)
U字型の磁石(小さいながらも驚異的な磁力を誇り、任意の鉄製品を吸引する。ナットや空き缶とセットで出てくる)
ナット(トムがチーズ色に塗ってジェリーがチーズだと思い飲み込む)
ミルク(トムの大好物・毎朝大きな瓶に入れられて配達される。失恋等で傷心の時にはヤケ酒ならぬヤケミルクを呷る。まれにクリームがミルク以上のごちそうとして登場する)
タマゴ(投げる物。目に当たった時には、黄身がはりつきモノアイのようになる)
大きな冷蔵庫(色々な物が入っていて豪華。第2話で初登場)
ピクニック・セット(大きなサンドイッチやソーセージが入っている)
お皿(投げたり割ったりするもの)
家具(バリケードに使われる)
絨毯(ジェリーがこれに隠れて移動する)
ブラインド(トム他が巻き込まれる)
グラス(同上)
ビリヤード(トムの超絶的キュー捌きを披露する道具。11番のボールはジェリーをにらみつける、8番のボールはジェリーにしつこく付きまとう)
ボウリング(投擲するための球)
ゴルフ(トムはあまり上手ではないらしい)
テニス
スケート
ローラースケート(トムが履かされ、止まらなくなる)
ピアノ(トムが才能を発揮する道具・ジェリーの家。トムが演奏中に鍵盤の蓋が閉まり、手を挟まれる。トムの頭上に落とすと、トムの歯が鍵盤になる)
ギター(トムが奏でるか、トムを奏でるための道具)
ウッド・ベース(トムが足で弾きながら歌うのは有名)
シンバル
乳母車
箒(ほうき)
金熊手(二つセットで庭に落ちていて、トムが踏むと柄が起き上がり顔にあたる)
トムの枕(ふかふかの羽毛枕である)
透明化アイテム(実験セットの不可視インク、バニシングクリーム、魔法の薬)
不可視インク(「透明ネズミ」に登場、ジェリーがこれを頭から浴びると、あら不思議、姿が消えてしまった、これを良いことにジェリーはトムに対してこれでもか、というほど、いたずらを働く、たっぷりいたずらを楽しんだ後、チョコレートドリンクを飲むと、元に戻る)
バニシングクリーム(本来は皮膚に吸収されて消えるクリームだが、ここでは、上記同様、姿を隠すために使う)
投げ縄(トムがジェリーを捕まえるための道具)
剣(トムの尻尾がよく切られる。トムとジェリーと腕前は互角)
銃(鳥銃、拳銃など様々。当たっても死なない)
花火・爆竹(小さくても強力)
ダイナマイト(爆発しても死なない。ただし「ネズミ捕り必勝法」ではトムが大爆発の末ハープを弾きながら昇天している)
金槌・木槌(金槌はジェリーが、木槌はトムが主に使用する。金槌の方が小さいため大抵トムが打ち負ける)
人造ネコ(足の車輪で滑走する)
リモコン(操作するとアンテナから稲妻の形をした電波が出る)
白旗(降参・休戦のサインにトムが多用する)
缶詰(または、その空き缶)
ハンモック(昼寝以外に用途多数)
オーブントースター
ワッフル焼き機(トムのしっぽを挟むとこんがり焼ける)
芝刈り機(手動のものとエンジン付がある。ジェリーがエンジンをかけると暴走し、トムを刈る)
釣竿
斧、鋏などの刃物
ラッパ(オーケストラで演奏されるほか、リーダーのアリが持っている)
電球(破裂すると跡形もなく消える)
コンセント(電気製品のほか、トムにも電力を供給する。因みに型は日本のタイプと同じ)
フォーク(主にトムの尻に刺さる)
遺言書(スパイクに制裁される前にトムが書く。タイトルは「MY WILL」。ちなみにこの回ではなんとトムが勝利している。ジェリーが書いた回もある)
墓(トム他が自分で掘って自分を埋める)
薬品類
風邪薬(トムが病気を感染されそうになると飲む)
劇薬(「あべこべ物語」に登場、防虫剤、殺虫剤、アンモニア、等を調合。ジェリーが飲むと巨大化したり肉体改造されて最強になったり超高速移動ができるようになる)
麻酔薬
やかん(たいていダイナマイトが放り込まれる)
メールボックス(たまに郵便物が来る)
蓄音機(どうやらSP用蓄音機。鋼鉄針を入れるところがある)
空気入れ(トム/ジェリーを風船のように膨らませることができる。針等と併用すると部屋中を飛び回らせることも)
自動車(トムが轢かれてペッタンコになる。保健所のトラックだと、ジェリー以外が中に放り込まれることもある)
サボテン(トムの尻等に刺さったあと、水を飲むと刺さった穴から漏れる)
縫い針(トム、ブッチ、スパイクなどの尻に突き刺す)
ゴミ箱(主にトムが飛び込む。スロットマシン形式のものもあり、大当たりが出て、大量のゴミと一緒に排出される)
ゴミバケツ(こちらもトムがよく飛び込むが、被ったまま鎧や甲冑として使用されることがしばしばある)
かつら(主に頭が焦げたりした際にトムが着用する)
毛ばたき(柄付きで1本1本の羽が長い。柄を取り除いて頭に着用することでインディアンに変装する)
からくり時計(トムの頭に落下するとトムと一体化し、トムの口からからくりが飛び出す)
聴診器(目覚まし時計のベルの音を聞かせて耳を吹っ飛ばす)
便所の汲み取り棒
鞴(ふいご)
サイダーの樽(「トラになったトム」に登場、トムがジェリーを追いかけてる最中に、これに頭から突っ込み、トムが酔っ払う、という場面が登場)
ベイラムの瓶(同上、ラム酒に各種薬草等を配合したアフターシェーブローション(飲用ではない)。落下してトムの口を直撃、これを飲んだトムが更に泥酔する)
日本でのTV放映
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トムとジェリー(八代駿・藤田淑子版)
1964年(昭和39年)5月13日から、1966年(昭和41年)2月23日まで、毎週水曜日の19:30 - 20:00にTBS系列(JNN)で放映。本放送時の提供はサンスターシオノギ(当時、サンスター社は歯磨き粉に関して塩野義製薬と業務提携していた)。開始当初はモノクロでの放送であったが、後にカラー放送へと移行した。真ん中の作品が挿入されたのは1971年(昭和46年)から。
放送終了後も1990年頃まで何度も再放送が繰り返されており、個人で録画したビデオが多数存在する。しかし日本初放映時はトランスグローバルが版権を持っていたのに対し、以後はターナー・エンターテイメントが権利を持っているため、現在では権利上の問題により再放送やソフト化は困難と思われる。
第1回目に放送された話は、「白ねずみは人気者」、「くたびれもうけの魚釣り」、「ワルツの王様」の3つ(当時の毎日新聞・朝日新聞の番組欄より参照)。開始当初は、テックス・アヴェリー作品を2話目に挿入するというのではなく、3話総てが「トムとジェリー」の話で占められていた様である。因みに、新番組紹介の欄では、トムは力持ちだが、おっちょこちょいでお人好しとして記されていた。
なおこの初回放送当時、JNNの準キー局は、毎日放送(MBS)ではなく、朝日放送(ABC)であった(同時ネット)。但し再放送に関しては、TBS系列よりも寧ろ、他系列での再放送が頻繁に行われる傾向があるようである(中京広域圏での名古屋テレビ(メ?テレ)などが典型的な例)。
主題歌の「トムとジェリー」は、作詞・作曲が三木鶏郎で、梅木マリ(後の松平マリ子)とフォーコインズによって歌われており、現在発売中のビデオおよびDVDにも収録されている(なお、この曲は当時レコードでは発売されず、ソノシートのみの発売だった。ソノシート版はテレビ版より少し歌詞が長い。現在はCD化済み)。
1番目と3番目のOPはチャック・ジョーンズ期の、トムが「ニャーオ」と吠えるMGMのロゴで、バックの音楽はジーン・ダイッチ期のオープニングのものが使われる。
真ん中の映画館のロビーで追いかけっこをしているOPは「おしゃべり子ガモ」のクレジットで使われたものを使用している。また真ん中のOPはタイトルの出る場面でその作品のもとの音楽が途中から流れることがある。
例として挙げられる作品
へんてこなオペラ
悪人の誕生
ウルトラ子ガモ
へんな体験記
僕はジェット機
ノミのサーカス
こんなお家は
放送順としては固まっている。
声の出演
トム - 八代駿
ジェリー - 藤田淑子
ナレーション - 谷幹一
初回放映時のネット局
現在調査中。この頃は現在よりもテレビ局の数がかなり少ないため、TBS系列であっても、他系列の番組を放送することにより、時間帯をずらして遅れネットを組んでいた可能性もある。
またこの他、TBS系列以外へ番組販売の形でネットされていた可能性もある。但しこの項では、後年になり他系列に於いて再放送されたケースは含めない。
関東広域圏:東京放送(TBS)
北海道:北海道テレビ放送(HTB)
岩手県:岩手放送(現・IBC岩手放送)(IBC)
宮城県:東北放送(TBC)
福島県:福島テレビ(FTV) - この当時は、TBS系主体のオープンネットだった。現在はフジテレビ系列(FNN/FNS)。
長野県:信越放送(SBC)
新潟県:新潟放送(BSN) - 新潟地震の影響による放送休止が行われた可能性あり。
静岡県:静岡放送(SBS)
中京広域圏:中部日本放送(CBC) - 再放送はテレビ朝日系列局である名古屋テレビ(メ?テレ)が圧倒的に多い。
石川県:北陸放送(MRO)
近畿広域圏:朝日放送(ABC) - 当時は、JNNの準キー局であった。1975年3月31日に、毎日放送とテレビのネットワークを交換(新聞資本の捻れによる"腸捻転"の解消)。ANNへネットチェンジ。
岡山県:山陽放送(RSK) - 当時は岡山県のみの放送エリア。香川県には乗り入れず。
島根県:山陰放送(BSS) - 当時は島根県のみの放送エリア。鳥取県には乗り入れず。
広島県:ラジオ中国(現・中国放送)(RCC) - 1967年までは、旧社名を使用していた。
福岡県・佐賀県:RKB毎日放送(RKB)
長崎県:長崎放送(NBC)
熊本県:熊本放送(RKK)
大分県:大分放送(OBS)
宮崎県:宮崎放送(MRT)
鹿児島県:南日本放送(MBC)
琉球政府(現・沖縄県):琉球放送(RBC) - 当時は未だアメリカ合衆国の統治下であった。
TBS版で挿入されたアニメ作品
TBS版「トムとジェリー」では、30分番組のうち「トムとジェリー」を2作品放送。その間に他のキャラクターを主人公としたアニメーション(主にテックス・アヴェリー作品)が1作品挿入されて放送された。
トムとジェリー通常版DVDに特典として1作ずつ収録された。
新トムとジェリー
1970年代後半に日本教育テレビ(テレビ朝日)系で放映。「The New Tom and Jerry Show」を日本で放映したもの。主題歌はアメリカ版のものを使用している。トムとジェリーの台詞なし。TBS版「トムとジェリー」の印象が強烈な一部の視聴者からは違和感が大きいという声もあった。
なお、本作は日本ではビデオ化されていない。日本で1992年にビデオで発売された「新トムとジェリー」は「トムとジェリーキッズ」のビデオ化で、本作とは別物。
おかしなおかしな トムとジェリー 大行進/トムとジェリー大行進
1980年から1981年に日本テレビ系、木曜スペシャル枠で「おかしなおかしな トムとジェリー大行進」として単発で放映。ここでは当時未公開だったチャック・ジョーンズ期を放送。「お好みサンド」と「ジェリーの親友」の2話のみTBS版で放映されここでは放映されていない。
その後同じく日本テレビ系で1981年から1982年まで「トムとジェリー大行進」をレギュラー番組として放映。こちらはフィルメーション作品を日本で放映したもの。
声の出演
トム - 高橋和枝
ジェリー - 太田淑子
ナレーション - 植木等
トムとジェリーとゆかいな仲間
2000年10月1日から2001年6月24日まで日曜日の7:00 - 7:30にテレビ東京系で放映。主題歌はTBS版で使われた「トムとジェリー」をそのまま使用している。2話目に「トゥイーティー」が挿入されたり、1話目のみが「トムとジェリー」で、2話目が「チキチキマシン猛レース」で3話目が「偉大なるケンケン劇場」(The Magnificent Muttley)だったり、また3話総てが「トムとジェリー」だったこともある。
声の出演
トム - 肝付兼太
ジェリー - 堀絢子
トムとジェリー(肝付兼太、ダン小路・堀絢子、チマ版)
現在はワーナー・ブラザーステレビジョンが配給し各地方局などで放送。2006年6月から7月にかけて同じ時間帯に京都放送(京都放送は毎週金曜だけで4月頃から放送開始)とサンテレビ(これは平日毎日)で30分枠(3話総てが「トムとジェリー」)が放送された(大阪ではどちらの放送も見られた)。その他にも、東京都の独立UHF局、TOKYO MXでも放送され(2008年6月20日終了 同年6月20日再開)、九州では九州朝日放送の自社製作のアサデス。内にて夏休みや祝日に毎日1話ずつ放送していた(オープニング・エンディングは基本的になし。※まれにエンディングの映像が数秒映ることがある)放送プログラムはどこで放送されても同じ。オープニングは「いそうろう」の音楽を使用、エンディングは「DVD全10巻のジャケット」画面で曲はTBS版を使用しクレジットになっている。
声の出演
作品により、トムとジェリーの声優が異なる。
トム - 肝付兼太/ダン小路
ジェリー - 堀絢子/チマ
トムとジェリー(カートゥーン ネットワーク版)
カートゥーン ネットワークでの放送では、DVD版や現在の地上波での放送の吹き替えとは違い、いらない部分の吹き替え音声が入らない部分がまれにある。シネマスコープのトリミングではDVDのような中央のみしか映らないものではなく左右に動いたり、縦に引き伸ばされたりしている。カットも少ない。